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当の子どもに。 [生命学]

 てるてるさんが、「子どもに臓器移植法改正を説明するなら……」という記事を書いていらっしゃいます。

http://terutell.at.webry.info/200905/article_3.html

 臓器移植法の改正案が、現在4つ出ています。焦点は、なんだかたくさんになりましたが、一応‥‥
◇本人の意思と関係なく「脳死」判定しても良いか悪いか
◇本人の死亡が条件となるような摘出→移植でも臓器の移植先を特定の親族等に本人が指定できるようにしても良いか悪いか
◇現行の「自己決定」を前提とした「脳死」判定→摘出、でいくとして、現在15歳以上となっている「脳死」判定を受け容れるか否かの「自己決定」の年令制限をどのくらいまで引き下げるべきか
◇「脳死」の判定基準をもっと厳しくすべきか否か

‥‥というところかなあと思っています。(しかしこの書き方も変に偏ってる感じですね。わたしっぽいと言えば言える。)

 で、大人が「ああだ、こうだ」と言って一生懸命に考える、それももちろん必要だけど、じゃあ当の子どもはどうなのか? 蚊帳の外に置いといたらやっぱりオカシイ、‥‥と考えて、てるてるさん、このようになさっているのかなあと思います。

 以前、NHKの「週刊こどもニュース」でもこの問題を扱っていました。しかしそのときは、「脳死」を杜撰にも「脳が死んでいる状態」と言ってしまったりで、わたしにはちょっと非常に残念な内容でした。ただ「脳死臓器移植の問題は大変に難しいんだよ!ちょっと考えてそれでオッケー!って問題では全然ないんだよ!」ということは伝わって来たので、よしとしています。

(という内容のわたしの記事はこちら
 http://chishu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-25

 今日のてるてるさんの記事(http://terutell.at.webry.info/200905/article_3.html)は、言葉の選び方が丁寧で、状況の説明もわかりやすくて、すごく良い感じに思えました。「むずかしいな‥」ということもちゃんと伝わると思います。

 難点としては。。

 そうすでね ひらなが ばっりか なでの ふんだ ひらながを ありまん よなまい おなとには ちっょと よみくにい ってとこなか。ないうよが ないうよ だらか したかないけど ながいもの ちっょと。

 ‥‥失礼しました。

 人間の脳ってすごいですよね。↑文字の順番が違ってもなんとか読もうとする。

 そういえば以前、

「「脳死」について子どもにキッチリ説明した上で「じゃあお前はどうする?提供しても良いと思う?しない?」って聞こうとしたんだけど、子どもはどうしても「お父さんはわたしにどうしてほしいのか?」ということを考えてしまうようだ。本当にこの子の意思でそう言っているのか、それとも親であるわたしの意向に沿おうとして、それでこのように言ってくれているのか、ちょっとわからない。それに、わたしが子どもの意思を操作しているような気が、どうしてもしてしまう」

とおっしゃる方とメールで話したことがありました。激しく「なるほど!」と思いました。

 たしか「自己決定の低年齢化によって子どもの移植に道を開くっていうのはちょっと難しいんじゃないかなあ」という文脈だったと思います。

 おとなにも難しい。子どもにも難しい。と言うか、わたしにも難しい。当然といえば当然です。説明するってのはすごく良い勉強になります。

 ふぅ。

 「勉強になる」≠「完璧にわかる」

 ここでひとつ川柳を詠みます。

 よのなかは わからないことばかりで できている

 ではでは。ばいばい。


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てるてる

ちしゅーさん、今回もトラックバック、ありがとうございます。
ちしゅーさんが紹介されているメールの話、とても深いですね。
わたしは、こどもが、親の影響を受けてもいいと思いますが……
その親子の関係が反映されるのは、その親子がいい関係を持てているときには、親子ともども、それでいいのだと思います。
こどもが成長するにつれて、また、変わっていくでしょうけど。
by てるてる (2009-05-30 23:22) 

chishu

そうですよね。よく考えると、親子で膝つき合わせて、ちゃんと話し合いをしているという、そのカタチがまず、素晴らしいですよね。
ともあれ、こどもに「自我」がないと自己決定はできないよなあ、と思いました。しかし大人にも「自我」ってホントにあるのか、微妙な気もしてきます。
by chishu (2009-05-31 09:41) 

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