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(ちょっと)気になる仏教語辞典 [日記]

気になる仏教語辞典: 仏教にまつわる用語を古今東西、イラストとわかりやすい言葉でなむなむと読み解く

気になる仏教語辞典: 仏教にまつわる用語を古今東西、イラストとわかりやすい言葉でなむなむと読み解く

  • 作者: 麻田 弘潤
  • 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
  • 発売日: 2018/11/06
  • メディア: 単行本

 全国を飛び回って「消しゴムはんこ」の楽しさとともに仏教・浄土真宗の嬉しさを伝えてくれているユニット「諸行無常ズ」の一人としても活動している麻田さんの本。
 消しゴムはんこを教えてくれる「諸行無常ズ」のワークショップに参加したとき、消しゴムの彫り方を教えてくれたり実演したりしながら、彼は仏教についてとてもわかりやすい言葉で嬉しそうに語ってくれていた。また、参加者が自分で彫り上げた消しゴムはんこを色紙に捺すとき、彼が持参したものすごい数の素晴らしい消しゴムはんこも一緒に自由に捺させてもらって楽しむことが出来た。
 この本で紹介される言葉は大体が仏教用語だが、まったく関係なさそうな言葉も含まれている。そういう日常の言葉も独特の感性で絶妙に仏教にからめる感じで解説している。言葉の選択や説明が微妙に偏っていたりするので、そういうところも楽しく読める。また、表紙や挿絵などの絵は、すべて麻田さんが描いている。
 ゆくゆくは消しゴムはんこの本を出すのかと思っていたら、ちょっと予想外の方向だっので驚いた。しかし、よくよく思い出すと、彼はあのワークショップで、消しゴムを彫りながら確かにご法話をしていたし、あのたくさんお消しゴムはんこの下絵は間違いなく彼が描いていたのだから、あまり不思議がることもないのだと思う。しかし、中央仏教学院で同じクラスだった麻田くんが本を出したことには、大変に驚いた。
 辞書なので、一気に読むのはもったいない。そばに置いておいて、ちょこちょこ読んでください。
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ファクトフルネス [本の感想系]


FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

  • 作者: ハンス・ロスリング
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: 単行本

 以前、とある会話のなかで「日本では犯罪はどんどん減っている」という単なる事実を言ったところ、「お前は何を根拠にそんなことを言うのか!!」と怒られたことがある。わたしは最新のデータと分析から日本の犯罪の特徴を教えてくれる新書をもとにしてそう言ったのだが。
 その人のように、マスコミが用いる「相次いでいる」や「あとをたたない」などの表現を受けて、漠然と「犯罪は増えている」とイメージしている人は結構たくさんいる。(この表現も微妙。)そう、いわゆる「常識」や「体感」が事実から乖離していることは、そんなにまれなことではないのである。
 ……と、正しいデータや情報を武器に「正しく」戦っているつもりでつねづね偉そうにしているわたしだが、実は自分の「常識」や「体感」が事実から乖離していることをこの本によって思い知らされた。というのは、この本に紹介される最新の時事問題「10の基本的な三択問題」のわたしの正答率は2割以下だったからだ。(「ファクトフルネス」「チンパンジークイズ」でネットを検索)
 熟考して解く(20%)よりも考えずに解いた方が正答率が高い(三択問題の正答率は33%)ということは、わたしがいかに「間違った常識」で考えているかを示している。帯にもあるように、これは端的に言えば常識が古いのだ。仕方がないが、恥ずかしい。
 しかし著者には、他者の間違いを指摘して悦に入るとか、常識の変化にいちはやく対応して優位性を示すとか、そういう気持ちはまったくない。著者は、世界は昔より悪くなっているという悲観的な思い込みを排し、実は少しずつ、しかし着実に、良い方向に進んでいるという事実を伝えることをのみ望んでいる。
 浄土真宗的に言えば、この世界をお浄土に変え為していくことは難しいし、ほぼ不可能かもしれない。しかし現生正定聚という利益をいただいている者の中には、差別その他の抑圧という構造的暴力などに立ち向かう努力を開始することのできる者もいるだろう。少しずつ、しかし着実に良くなっていく世界を、さらに良くしていくことが出来れば、そんなに良いことはない。
 悲観から楽観へ。わたしたちの常識を、大変に明るい方向に変えてゆく。そういう願いをもった本である。データとの付き合い方にも明るくなれて、おすすめである。
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加藤泰憲『漫画 ブッダから親鸞へ』加藤泰憲作品集 響流書房 [本の感想系]

加藤泰憲
『漫画 ブッダから親鸞へ』
加藤泰憲作品集
2019年3月10日
響流書房 250円

漫画ブッダから親鸞へ: 加藤泰憲作品集 (響流選書)

漫画ブッダから親鸞へ: 加藤泰憲作品集 (響流選書)

  • 出版社/メーカー: 響流書房
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: Kindle版

この電子書籍のマンガ、発売日あたりに購入して、なかなかダウンロード出来なくて、出来ても読めなくて、……今やっと読めました。

仏飛(ぶっと)びました。

昔、浄土真宗本願寺派のお坊さんをされている方が、その立場から仏教のマンガを描いて、商業誌や、お寺関係の人が編集出版するミニコミ誌みたいなのに定期的に発表なさっていたんだそうです。それをご家族の方がまとめて、とある機会に配布。それが回り回ってこのたび電子書籍化された。

仏教、特に浄土真宗的にはかなり有名な人の有名エピソード、……だけじゃなく、釈尊その人の話が、浄土真宗ではあまり触れられずにすごしている『ダンマパダ』などから引用紹介されていたり、親鸞聖人が悩んだり苦しんだりされていたときに、世界史的には大体こんなことが起こって、こんなふうに混乱していたんだ、そういう時期に日本ではまさに親鸞さまが法然聖人に出遇われて、阿弥陀さまの救いの教えに出遇われて……! という話が紹介されていたりします。
 
デジタル処理がまったくない時代、トーンも恐らく高価だったからか、あまり使わずに細密な背景が描かれている場面があったり、なんかものすごいクオリティで、でも独特の、今はちょっと古くさく感じられるような絵で語られていく、仏典の有名エピソード多数、ならびにあまり知られていないかも知れないその他のエピソード。とにかく全編の全部が全部、仏教の話。

変わったマンガ。すごいマンガ。妙好人も出て来ます。
仏教が好きな人、興味がある方にはお勧めです。

なんまんだぶ。
 
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他力本願とは……? [法話]

こんにちは。ちしゅーです。Facebookでつながってる僧侶の方が「モヤモヤする!」と言って紹介してくださった「NPO法人 他力本願研究所」というところの前川さんとメッセンジャーでやりとりして、こんなことになりましたので、ご報告いたします。

「浄土真宗本願寺派の僧侶から当研究所の名称変更の依頼がきました」

前川さん。丁寧に、真摯に、ありがとうございます。いろいろ考えさせてもらいました。

今後「他力本願」をテーマにしたご法話をどこかでさせていただくとき、たぶん紹介させてもらうと思います。真宗じゃない感覚って、あたりまえですが、やっぱり大切にしたいです。

ちしゅー
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季刊せいてん [勉強系]

こんにちは。

『季刊せいてん』という雑誌があります。浄土真宗本願寺派の総合研究所から出ていて、教義教学や歴史の研究、救いの味わいなどについて、いろんな先生の書き下ろしが載っていたりする、浄土真宗を勉強したり味わったりするのにとても良い本です。

その第126号に、……なぜかわたしの文章が載りました。大変に嬉しいのですが、ものすごくそわそわしています。

ご縁がありましたら、どうぞ読んでみてください。ご意見ご感想お叱りなどくださいましたらすごく嬉しいです。

ではでは。

そう、この表紙、すごく好きです。

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『季刊せいてん』126号 本願寺出版社
https://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html?iid=1554
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他力本願とは。 [法話]

「他力本願」をテーマに、布教使研修会で「ご法話」をしました。

他力本願は、じつはそもそもは「他力=本願力」なので、同語反復のような言葉です。阿弥陀仏の救いの根拠となる力=「はたらき」のことです。どういう場面で使う言葉かというと、人が阿弥陀仏の浄土へ往くときに、何の力で往くのか?を考える時に使います。つまり、「他力本願で往く」ということです。自分の力をあてにするか、それとも、阿弥陀仏の力をあてにするか。これは、自分でなければ阿弥陀仏しかありません。自分以外の人間やモノ、「ハイアーパワー」みたいなものは一切あてになりません。明確に、「自分が、阿弥陀仏か」だけです。そのときに「自力」「他力」を配当して言うので、この場合の他力は、英語に訳すと「other powe」ではなく「rthe other power」となります。「その他もろもろ」の「他」ではなく「自分か、阿弥陀仏か」なので、the other になるわけです。

が。

いつの頃からかはわかりませんが、「他人の力をあてにしながら、さしあたっての願いがかなったらいいなとひとまかせにしていく」という意味の言葉になぜか「他力本願」をあてるようになり、やがて辞書にも載るようになり、なんだかなあ、大事な言葉なのになあ、と思うようになって久しい気がいたします。

……みたいな感じで始まるご法話でした。オーソドックスといえばオーソドックスだと思います。ひねりも何もない。ただそのときの「例」に最近わたしが経験したちょっと面白い……興味深い話を紹介しました。聞いてくださった方々にもその「例」の話は興味深かったようです。

ただ、その時のわたしの語り方にはちょっと難があって、最初に「このテーマでいきます」と宣言したもの(他力本願)と、ご法話の最初でおこなう実際の問題意識の宣言(是非知らぬ邪正もわかぬ この身にて 小慈小悲もなけれども 名利に人師を好むなり)がちょっと離れた感じになっていたので、聞いてくださった方には、そこが違和感というか、もうちょっと何とかならなかったのか? 感に満ち満ちて感じられたそうでした。

自分としても、いま振り返ってみれば明らかにテーマが広がりすぎててあまり良くない気がします。しかしご法話を考えてたときは「これでいこう!」というアタマになっていてなかなか修正がきかないことが多いようです、わたしの場合。

という感じで、このテーマのご法話を、今回の「例」を用いて行う場合は、もうちょっとしっかりやっていこうと思えました。ひとまかせにせず、また『待ちぼうけ』の歌詞のように偶然の利益を求めすぎずに、やっていきたいなと思っています。

以上、あまりご法話っぽくないけれど、今日はこれで。おやすみなさいであります。
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新たなレビュー。ありがとうございます。 [本の感想系]

自著
(石田智秀
『浄土真宗の信心がこんなにわかりやすいわけがない』
 響流書房)
に新たにレビューがついてました。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R25OZZ3LSZL56B/ref=cm_cr_othr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B018IZ7F4M

ありがとうございます。
大変ありがたい指摘です。
改善点が具体的に見えてきます。
なんまんだぶ。
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『ファクトフルネス』読了。 [本の感想系]

『ファクトフルネス』読了。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

  • 作者: ハンス・ロスリング
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: 単行本


ネタバレ?
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主著者のハンス・ロスリングさん、今日が祥月命日です。三回忌にあたります。びっくりしました。素晴らしい本と素晴らしい問題意識、問題提起、対処法をありがとう。がんばります。

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ファクトフルネス [本の感想系]

この記事にクイズがあります。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55284?fbclid=IwAR2j4lE0NFsvBCI6pRFs-UREyxWMDfI5MKF85GtuPNBU6OWMVLIV0fb9qKg

わたし、3問正解でした。
ランダムに選んでも4問正解しそうなものなのに。3問正解でした。

だから本を買いました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

  • 作者: ハンス・ロスリング
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2019/01/11
  • メディア: 単行本

以前、
「犯罪は減っている」と事実を言って、
「お前は何を根拠にそんなことを言うのか!!」
と、怒られたことがあります。
「データに基づいて話をしても「そんなことはない!そのデータが間違っている!」と頑強に言い張る人がいる。困ったものだ。」……と思っているわたし自身の「常識」もかなり曇っているらしいことがわかります。だって、クイズの正解は3問ですから。ひとのこと何も言えない。恥ずかしい。

そういうふうに、常識の古いウロコが、目から心から体から、ぼろぼろ音をたててはがれていく本です。って、こういうのをわたしは比較的何度もおすすめしていると思いますが、でもわたしがいろいろすすめるのは「やれやれ」という方向性が多いと思います。

しかしこの本はどっちかというと、大変に明るい方向に常識を変えてくれます。そういう意味でもとてもおすすめです。まだ半分しか読めてませんが、早めにご紹介。

ではでは。
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2018年の重大かもしれない出来事たち [日記]

2018年も残すところ…144時間くらいですね。1年が8760時間なので、ええと……1.6%くらいみたいです。お元気ですか。わたしはいちおう元気ですがやることいっぱいあるなあと途方に暮れつつやっぱり元気です。

2018年もいろいろ、ないなりにいろいろありました。毎年この時期に何となくやってるんですが、この時点で思い出せるものをテキトーな順番で列挙してみます。

◇住職継職奉告法要(10月)
◇ブラックアウト(9月)
◇ラジオ出演(9・10月)
 みほとけとともに
 http://broadcast.hongwanji.or.jp/html/radio.html
◇飛蚊症が激しくなって困る(12月)
◇老眼が元気に進んで困る゜・(ノД`)・゜・。(ずっと)
◇小谷みどり氏の講演を聞く&サインもらう(10月)
 https://www.amazon.co.jp/dp/4103521317/
◇海街diary完結(12月)
◇スマホに替えた(5月)
◇スマホを落としてガラスカバーとケースを壊す(6月)
 映画になるほどの出来事は惹起されず
◇ガラスカバーとケースを新調(12月)
◇たくさんの良い本に出会えた。(たくさん月)
◇友だちが相次いで本を出す(7月・11月)
 http://tankyusha.co.jp/publics/index/7/
 https://www.amazon.co.jp/dp/4416518862
◇買ったのに読んでない本(積読いや詰読)多数(全月)
◇子ども2歳~。やがて保育所に通い出す(12月)
◇カーリングを見て泣く(2月)
◇隣の町の姉妹がオリンピックのメダルを5つも獲る(2月)
◇米津玄師『Lemon』歌えるようになりました(4月 発売は3月)
◇アルスラーン戦記の小説版に手を出す(9月ころ)
◇ご法話たくさんさせてくださってありがとう 本山も(たくさん月)
◇ご法話その他の研修会もけっこう参加させてもらえた(たくさん月)
◇ご法話たくさんお聴聞できた(たくさん月)
◇書けない重要な出来事もたくさんあったさ(たくさん月)
◇映画をそこそこたくさん見たよ(たくさん月)
 万引き家族 ボヘミアン・ラプソディ カメラを止めるな! 恋は雨上がりのように 空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 機動戦士ガンダムNT 劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ 未来のミライ (ゴジラ(1954))
◇『こねてのばして』の読み聞かせをする(4月・5月・12月)
◇などなど
 ※ 何か思い出したら断りなく追加していきます。

2019年もよろしくお願いします。
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